大学院に行くべき

国公立大学や有名私立大学の理工学部では、大学院修士課程に進学し、学部と合わせて6年間の教育を受けることが一般的になっています。
その理由は、簡単に言えば4年間の学部では十分に学習できないからです。学部でも専門科目を学び、研究ができるのですが、企業で研究開発に携わることができるレベルにはまだまだなれません。
そこで、大学院に行くことで次のような目標で2年間過ごすことになります。
・研究活動を通じて、主体的な問題解決能力を身に着けること。
・受け身の学習から、自発的な学習へと発展させること。
・学部生の指導や研究室におけるまとめ役となることを通じて、自律的行動力を身に着けること。
・学会などで発表し、学外の人と交流することを通じて、コミュニケーション能力を身に着けること。
企業に就職するなど、会社に出て求められることは、まず、大学・大学院でどれだけ専門知識を身に着けたかです。しかし、断片的な知識や技術だけでなく、論理的な思考力を持っているかどうかがカギとなります。
この論理的な思考力があれば新しい知識や技術をさらに身に着けてそれを活用していくことができるのです。

上記のように大学院に行くことで、社会で必要な能力を学ぶことができて、大学卒業の人よりも有利になります。
また、大学院を卒業すれば修士となり、転職でも有利になります。
どう有利になるかというと、例えばA社が倒産して次の会社を探すとき、修士であればA社でやっていたような同じ分野の会社に就くことができる可能性が大きく、なおかつ転職しても年収の差異が少なくなるでしょう。
このご時世、会社というのはすぐ倒産してしまうそうです。しかし、大学院を卒業していていれば大学で学んだことを生かせる企業に就職でき、さらにその会社が倒産しても自分の実力が出せる分野に居続けることができるのです。
進んで違う分野に進むのであればいいですが、そうでなければある程度の年齢になってからまた新しいことを始めるのはとてもキツイことだと思います。
「6年間も勉強するのがいやだな」
と思わず、将来のことを考えれば理系の大学生は大学院に行くべきだと思います。
転職の際のリスクが怖ければ、なおさらいくべきだと思います。